皆さんこんにちは、リサイクル・ネットワーク営業部の榎原です。いつも３Ｒビジネスマンブログを閲覧頂きまして有難うございます。

　本日は私の対応事例を報告致します。今回のお客様は、当社が創業以来お付合いさせて頂いている上場企業のグループ会社様で、この度社屋を移転される事となり、その残置物の処理のご依頼です。総量で３トントラック３０台分ほどです。本日は１０トン弱の書類の回収が有りましたので、現場立会いに行って参りました。

今回のお客様は非常に環境意識の高いお客様で、通常、書類関係は製紙工場でリサイクルすることをご要望されますが、今回はご都合により、焼却処理のご指示でした。東京２３区が運営されている一廃焼却工場は、近郊の市区町村が運営している焼却工場より持込基準が厳しいと言われております。結果、ゴミ収集車に積載する前に全てのダンボール箱に対して不適合物の混入がないかどうかの確認、分別をさせて頂きました。

　廃棄物の分別は、領域で考えますとお客様(排出事業者様)のお仕事です。しかし、社屋のご移転等で多忙・混乱時に徹底した分別が難しいことは、今までの多くの経験から想像できます。そんな時は、当社で出来るお手伝いをご提案。当社の行動指針に｢お客様の立場・状況を理解する｣という項目があります。簡単な事ではありませんが、出来るところから実践していきます。